示談交渉は弁護士選びが重要です

交通事故は自身に過失がなくても、多くの人が動揺します。事故が起きた場合、自身が加入する保険会社に連絡することが一般的ですが、時と場合によっては、交通事故問題に詳しい弁護士に解決を依頼することが得策です。

 

交渉力の強い弁護士に依頼すべき場合

 

交通事故の相手が、タクシーやトラックのドライバーなどの職業ドライバーで相手方に過失がある場合、交通事故直後は低姿勢で謝罪の意思があるような雰囲気の人もいますが、事故対応相手が交通事故を起こした本人ではなく勤務している会社や、会社が加入している保険会社にかわると、強引に過失をなすりつけられることが多くあります。事故対応に非常に長けていることが多く、自身が加入する保険会社の担当者の交渉力では不安がある場合、交渉力に定評のある弁護士に相手方の対応を依頼することが賢明です。

弁護士が相手になると、虚偽の証言を自主的に取り消す会社や保険会社が多く、事実と異なる過失割合が出されることを未然に防ぐことができます。

 

物腰がやわらかい弁護士に依頼すべき場合

 

自転車同士の衝突や、自転車と自動車の接触事故の場合は弁護士に対応を依頼することが賢明です。自転車に乗っている多くの人が自転車事故用の保険に加入していないからです。自転車事故も立派な交通事故で、高額な治療費や修理費を求められるケースが実際に起きています。事故処理が自動車事故に比べあいまいにされやすい自転車での交通事故は、乗り物の特性から生活圏内が同じ人物同士の事故であることが多く、事故を起こした本人同士だけの問題ではなく、さまざまなご近所トラブルに発展しやすい特性があります。

自転車での交通事故の場合、事故の相手方が顔見知りである場合は衝突をさけるために、物腰がやわらかい弁護士に対応を依頼することでスムーズに問題が解決します。

 

臨機応変な対応ができる弁護士に依頼すべき場合

 

交通事故を起こした場合は、加入する保険会社に連絡し、相手方とのやりとりや保険の適用を依頼することが一般的です。

しかし、自動車保険は一度でも事故を起こしてしまい、保険金を利用すると保険料が大幅に値上がりしてしまいます。これから何十年と加入する自動車保険料の値上がりは非常に厳しく、保険料値上がり分を数十年分合わせるととても大きな金額になってしまいます。交通事故の規模によっては加入している自動車保険を使わず、ポケットマネーで相手方に医療費や修理費を支払った方が、弁護士費用を含めても金銭的負担が少ない場合があります。一般的な交通事故対応ではないため、臨機応変に対応できる弁護士に事故の相手方とのやりとりを依頼することが賢明です。

 

エイドはむちうち交通事故治療に強い