交通事故で怪我をしたら

交通事故に遭ってケガをしたら大したことは無い等と自己判断せずに必ず病院に行きましょう。その時は何も感じなくても後日痛み等症状が出てくる場合もあるからです。病院では事故によるケガと説明し、後日治療が必要になった時のために備えて症状が出たら交通事故の書類作成をしてくれる病院でしっかり治療しましょう。

 

交通事故による骨折、打撲、捻挫

 

交通事故に遭ったら、その時は何でもないからと自己判断せずに当日か次の日、なるべく早めに病院に行きましょう。加害者がきちんと警察や自分が入っている保険会社に事故を起こしてしまった連絡をしてくれれば、後日治療が必要になった時の費用負担について交通事故扱いで処理してもらえる可能性が高いからです。

交通事故のケガで多い症状として骨折、打撲、捻挫(頸椎捻挫またはむち打ち症)があります。それぞれに治療期間の目安が保険会社で目安が決められています。骨折は1か月から半年、打撲は症状によって1週間以内から3ヶ月以上、捻挫は1週間から半年が目安とされています。これはあくまでも目安で、治療にかかった費用を全額負担してもらえるかどうかは加害者の加入状況や保険会社の対応によっても異なってきます。

 

骨折、打撲、捻挫の治療期間

 

交通事故での骨折は複雑な折れ方をするほど治療期間は長引きます。骨の付きに不具合があって後遺症が出る場合もあるかも知れません。

打撲は湿布薬等を使って1週間ほどで痛みや腫れがひくこともありますが、打撲した体の部位によっては歩きにくくなったり痛みがなかなかひいてくれない場合もあります。根気よく治療を続けましょう。

頸椎捻挫、一般的にはむち打ち症と呼ばれる状態になると、首の動きが不自由になったり、人によっては頭痛やめまい、吐き気、手足の痺れといった症状が出てきます。深刻な後遺症が残る事も考えられますのでしっかり治療を受けましょう。3ヶ月以上経って保険会社がこれ以上回復しない症状固定なので治療代はもう出せませんと言っても、鵜呑みにするのではなく治療を受けている医師と相談するのも大切です。

 

後遺症が出てしまったら

 

交通事故によるケガは症状固定と決められる前にできれば完治させたいですが、治療が長引いたり後遺症に悩んだりしないとも限りません。

もし後遺症が出たら医師に今後の治療について相談すると共に、各自治体の弁護士による無料相談等を利用して相談してみましょう。後遺症認定についての手続きは専門的な知識が必要なので自力で行うのは非常に大変です。

交通事故で漫然と治療を続けるのではなく、自分に合った治療を受けて1日も早く健康体になってもとの生活に戻れるようにしましょう。交通事故に遭ってしまったことは不幸な出来事ですが、社会復帰も大切です。ケガの影響でそれまでの仕事がしばらく無理なら一定期間別の仕事にしてもらうなど、職場ともよく相談しましょう。

 

エイドはむちうち交通事故治療に強い